仕事が終わり、家に着いて、ワインをグラスに注ぎ、村上の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の最後の100ページを一気に読んだ。
夕べ久しぶりにテニス仲間との集まりでかなりのアルコールをしゃべりながら飲んでいた。酔ってはいなかったが、今朝頭痛で目が覚め、痛み止めを飲んで、また少し横になった。その後、与野駅の人身事故で娘を車で浦和の学校まで送った。お酒はまだ残っているはずだったのに。
昼に英語のレッスンがある。ひたすらに先生と「二日酔い」について話していた。スコットランド出身の先生は恐らく「FUTUKAYOI」との単語を覚えたと思う。英語のレッスンが終わり、その足で神田へ向かった。仕事はいつもより忙しかった。しかし、何故かいつもより元気に熱心にレッスンに取り込めた。この元気の元は何だろう。
ワインを口にしながら、目は村上の文字から逸らせなかった。例え手をのばしてワイングラスを取ろうとする時でも。その行間から一つ一つの情景が自然に目に浮かぶ。物語の最後はどうなるのかを知りたい気持ちが次第に増してきた。そして、とうとう読むページがなくなった。。。
読むページはなくなったが、結果らしいという結果はない。いつも通りに「解答はあっても回答はない」のだ。
本を閉じて、思想はまだ果てもなく村上世界を駆け巡りしていた。ワインも時間の経過とともに回ってきた。
明日、仕事の空く時間に夏のスカートを買おうかな〜。楽しみがまた一つが増えた。自分の太い足を考えないように、きれいなスカートをだけ想像して寝る準備をした。